HOME > バイオガス発電システムを既に運用中の方へ
運用時に注意していただきたいポイントについてご説明します。せっかく導入した高額な発電システムを無駄にしてしまわないように、以下のことに気を付けて運用しましょう。
効率よく発電できていない場合、微生物と有機残渣の割合が適正でなかったり、発酵槽の嫌気状態が完璧でなかったりするケースが考えられます。
当社では、発酵槽内の温度やバイオガスの発生量・濃度、発送電量などのデータ分析及び技術指導を行い、常に発電効率が最大化するよう調整を行うことで、無駄なく有機残渣からバイオガスを回収します。
バイオガス発電は、原料となる有機残渣を確保できてはじめて安定した運用が見込めます。 有機残渣が地域に広く分散していると、収集運搬管理に手間やコストがかかります。
当社では、ヴェルテック社が持つノウハウと日本での運用事例をもとにした原料の安定確保の方法とアドバイスをいたします。 原料の組成により発電効率が変わりますので、より効率的な原料の査定によりお客様のコスト負担を抑えることができ、運営 時におけるトラブルなどにも事前に対処できるようになります。
他社のバイオガス発電を導入した場合、“建設まではしてくれるが運用までは面倒を見てくれない”というケースがほとんど。 正しいデータ管理やメンテナンスのノウハウを持っていないと、コストばかり高くついてしまいます。
メンテナンスについては、過去の実績とプラントの状況から事前に対応することで万が一のトラブルに対処することができます。 メンテナンス製品を事前に準備頂くことでプラントの無駄な停止時間を削減し運営コストのロスを省くことができ、 運転時間スケジュールにより消耗する備品はストックして頂いた上でエンジニアが訪問して対応するオンデマンド対応をお勧めしております。
もっとも覚えておいていただきたいポイントは、バイオガス発電は「機械」ではなく「生物(微生物)」を相手にするものだということ。 それゆえ、プラントの運用効率はさまざまな条件によって変動します。絶えず変化する条件に対応するためには、建設後の環境づくりを含めた正しい運用が重要になるのです。 当社では、ヴェルテック社が手がけてきたノウハウを活用し、ドイツと日本のスーパーバイザーがお客様のバイオガス発電のプロデュースを行います。 バイオガス発電の収益黒字化と運用状況に合わせたご提案を行いますので、バイオガスプラントの運用にお悩みの方は、ぜひご相談ください。